サロンの既存WEBサイトをサービス内容が整理され、分かりやすく伝わるサイトへリニューアル

今回ご紹介するのは、東京都でヨガ・アロマストレッチ・オーダーメイドトリートメントを指導・提供しているリラクゼーションサロン「アロマテラピールーム metsä」様(metsä様)のWEBサイト制作・リニューアルの事例です。
この事例の概要
- 実施内容:古くなってしまったWordPressサイトをページ構成からデザインまで全てリニューアル
- 制作方法:WordPressのテーマカスタマイズ(Arkhe)
- 納期:初回お打ち合わせから1.5~2ヶ月ほど
- 追加オプション:管理画面カスタマイズ、内部SEO対策
- 制作費用:130,000円 ~ 170,000円の間
数年前にWordPressで自作したWEBサイトをリニューアルしたい。

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WEBサイトの制作方法はさまざまなものがありますが、2024年時点で国内にてもっとも使用されているWEBサイト制作方法はWordPressであり、数年にわたってシェア率1位を維持していました。
そのため、「WEBサイトはWordPressで作るもの」のようなイメージが強く、metsä様のオーナーは5年以上前に、WordPressの使い方を教わりながら、2016年頃にWordPressで自作のWEBサイトを制作されました。
しかし、ご自身も不慣れな中制作したことや、年々WordPressで実装できるデザインが新しくなってきたこともあり、どうしてもWEBサイトが古いままになっていました。

そして、オーナー様が2023年8月にAEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)認定スクールをスタートしたことを切っ掛けに、事業内容を分かりやすく整理しなければと思ったことを切っ掛けに、WEBサイトのリニューアルをご依頼いただきました。
今回のご依頼で最低限達成すべきポイントとしては、以下のような点で。
- デザインが古くなってしまったり、スマホに対応していなかったりするため、WEBサイト全体をリニューアルしたい。
- ヨガやアロマストレッチクラス、トリートメント、AEAJ認定スクールなどさまざまな業務を行っているため、これらを分かりやすく整理したい。
- いま自分がやっていることが整理され、読む人にとってシンプルでわかりやすく、気軽に問い合わせができるWEBサイトを作りたい。
今回のご支援内容

大前提として、metsä様のWEBサイトリニューアルのゴールは「いま自分がやっていることが整理され、読む人にとってシンプルでわかりやすく、気軽に問い合わせしやすいWEBサイトを作る」ということです。
このゴールを前提として、ヒアリングでお伺いした内容を元にし、制作方針を以下のように設けました。
制作期間&コストを削減する制作方法
制作期間・制作コストのそれぞれを抑えて制作する方法として、テーマカスタマイズがあります。
WordPressにはテーマ(テンプレート)に搭載されたデザインをデフォルトからカスタマイズし、同じテーマを使用している他サイトとデザインが被らないようにする方法です。
テーマ等では、時間と手間がかかる設計がある程度事前に制作されているため、目指すデザイン次第では1ヶ月以内に制作することもできます。また、デザイン費が抑えられるため、制作コストを抑えたい時にもおすすめの制作方法です。
metsä様はなるべく短期間かつ出来るだけコストを抑えての制作を希望されたため、テーマカスタマイズで制作いたしました。
WEBサイト上に分かりやすく情報をシェアするデザイン設計
metsä様のWEBサイトデザインにおいては、凝ったデザインよりもシンプルで分かりやすいデザインの方が適しています。
重視すべきは、metsä様がどんなサロンなのか、どんなサービスをいつ・どのように提供しているのかを分かりやすく提示することです。加えて、ターゲットの年齢層がやや高めのため、シンプル・上品を意識して以下のようなデザインで制作しました。




WordPress初心者でも使いやすい管理画面設計

現実問題、WordPressのデフォルト管理画面は初心者に使いにくいですよね。
どのメニューが何処のページにあるのか分からない、管理画面の構成が分からないという声をいただくことも多いです。
そのため、管理画面カスタマイズをお受けする際は主に以下のようなカスタマイズを行い、お客様にとって使いやすく操作しやすい管理画面を目指しています。
- お客様が使わないメニューは非表示にする:当然と言えば当然の話ですが、使わないメニューはあっても誤操作の原因となり、邪魔なだけです。これを削除するだけでも、お客様が行いたい操作をスムーズに行えるようになります。
- サイドメニューのメニュー名・フォント・余白を変更:WordPressデフォルトの状態では結構見にくいため、余白を増やしフォントを変更し、意味が通じにくいメニュー名は変更することで分かりやすい管理画面を設計します。
- ダッシュボードにウィジェットボタンを設置する:お客様はWEBサイトをカスタマイズするのではなく、投稿機能や固定ページの編集・新規投稿機能を使うことがほとんどです。そのため、ログイン直後のページでボタン式のウィジェットを追加することで、即座に目的にページにアクセスできるようにしています。
- ワンタッチでカテゴリー指定済みの新規投稿画面を開く:metsä様は日ごとに異なるイベントを実施し、お知らせ機能で「本日のお知らせ」を投稿します。毎回カテゴリー選択をするのは手間なので、ボタンを押せばカテゴリーを選択済みの新規投稿ページが開くように設計しています。
1枚目の管理画面にこれらを実行し、2枚目のように改善しオーナー様にとって使いやすい管理画面へとカスタマイズしました。


今回の事例のポイント
- 予算&納期がタイトな場合はテーマカスタマイズで制作すればクリア可能。
- ターゲット層の年齢や性別に合わせれば、シンプルなデザインでも情報を適切に伝えられる。
- 事業内容が増えてしまっても、カテゴリー分類を適切に行えばOK。
- デフォルトで使いにくいWordPress管理画面はお客様に合わせてカスタマイズ可能。